【代表挨拶】
基本的に私たちは、『間違いをしないことのほうが高く評価されるような世界に生きています。』
しかし、私の持論であり経験から思うことは、『人間は本来、体験や失敗から学んでいくものではないか!?』ということです。
現実の人生では失敗をするなんて嫌ですし、そんな環境を用意してくれていることはないでしょう。その前に、チャレンジする機会さえ少ないのが現状かもしれません。
一体 なぜそこまで、“失敗”は自他共に嫌われるのでしょうか?
それは、『現実の人生は“結果”に対して、“責任”がある』 からだと思います。
この場合の“責任”とは、明らかに悪い“結果”に対する“責任”を指します。
だから、失敗やチャレンジがなかなかできないし、余計な“責任”は自他共に負いたくない。
つまりは、自分の新たなる可能性や行動パターンを発見しづらい環境に日々身を委ねている
ことになる のです。
それに現実の人生では決して素の自分を100%出している訳でなく、多少は演じながら日々の生活を過ごしているのではないでしょうか。『現実は演じることなのか』、それとも『演じることが
そもそも現実なのか?』こんな押し問答がよぎります。
幸か不幸か演劇というものには、『“結果”に対しての、“責任”がありません。』
その特性こそが、人間が本来持っているチャレンジ精神や好奇心を旺盛に促し、
同時に癒しやストレス発散、また集団や組織としての交流を喚起してくれるのです。
さらに演劇は自らの身体を使って表現する芸術なので、そこでの体験や経験が、そのまま
実体験となります。ですから、演劇ワークショップでの体験は、必ず現実の人生で活か
されてくるのです。
もちろん現実の世界であれ、演劇の世界であれ、チャレンジすることや、何か新しいことに
取組むことは、楽しいことばかりではありません。しかし、失敗や怖れ、羞恥心、見栄(エゴ)、
利己的な自分のままで変化しないでいると、いつまで経っても、自己成長や自己実現を感じず
周囲から の支援や協力も勝ち取ることはできません。
つまりそれは、退屈な人生を送ってしまうことにつながるのです。
だから言います。『1度、演劇ワークショップをやってみよう!』と。
ソンホイル演劇ワークショップを通じて、あなたが体験を増やすことで、以前より勇気が起こり、
その顔が自信に満ち溢れ、自分自身や周りとの関係を積極的に楽しめるようになる。
そんなお手伝いができればと心から願っております。
以上
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